奥湯の郷    ナトリウムー 塩化物泉


温泉評論家郡司氏が西の横綱と絶賛した温泉である。かなりの秘湯であるが、アクセスの大変さ、部屋の少なさで、宿泊、日帰りともに入浴が大変な施設でもあります。日帰りも事前確認が必要です。 浴室は2つに分かれており、少し設計が違う程度でほぼ同じつくりになっています。 湯は源泉掛け流しで利用されています。自分たちでお湯や水を調整できるようになっていました。ここは本来青湯なのですが、湯が常にかけ流しで利用されているのでなかなか青湯にめぐり合えませんが、冬場より夏場の方が青湯に巡り会える気がすると宿の人から貴重なお話を聞くところができました。お湯は仄かに塩分が舌にあたる程度でほとんど無味無臭です。源泉温度が100度に近いためにここも別府のひょうたん温泉みたいに竹製冷却装置を使って、源泉の良さを残しながら、温度を下げる工夫をしていました。またここの湯はすぐにパイプに詰まってしまので
管理が大変だというお話をうかがいました。 実際ここでは湯の花をみることができました。 大分県でも非常に珍しい存在だと思います。 今回は宿泊での利用だったので夕食を食べる機会に恵まれました。
大女将の作る手料理はどれも愛情の篭った品ばかりで、とてもおいしかったです。 また品数が多い上に地元のてんぷらなる特別な美味を体験できました。 体に健康の良さそうな物が多く、ここで湯治をしたら長生きできそうな予感がします。又ここの若主人は地域の温泉の情報に精通されている方なので、機会があったら、お話を聞いて見るのもいいでしょう。 予約を取るのはかなり難しい宿ですが、このHPをみて来た方に湧き水とお湯の持ち帰りサービスをしてくれるとの事なので、是非利用してみてくださいね
ここの水は不純物の少ないマイルドな湧き水なのでとてもおいしいです。



郡司さんのお墨付きの温泉です

おいしい湧き水が湧いてます

お食事がとってもおいしいです

天婦羅がおいしかったです

青湯の証拠に白く結晶してます

地元の農家の方の力作です お土産に是非

露天風呂から撮影 朝日が綺麗です

別府のひょうたん温泉と同じ、竹製冷却装置です。